あんかけ太郎を訪問した後ですが、色々あって心が折れ大阪へ戻る事にしました。
ただそのままだと大阪には早く到着し過ぎますので、どこか帰り道で食事をと考え奈良県郡山市のトンカツの有名店とんまさを訪問。
有名店だけあってすぐ近くのバス停にもとんまさ前の別称が付いています。
全国的にも有名なデカ盛りのお店で私も過去に何度も訪問しています。
3か月くらい前にも訪問して若鶏かつ定食・大を頂いていますね。
今回はまだ未食である、あのメニューを頂いてみましょう。
そんな訳でして、こちらが今回のオーダー
スーパーヘレ棒揚げ定食(4614円)
仕入れたヒレ肉(約500g)にそのまま衣を付けて揚げた規格外のメニュー。
メニュー表の表記は4615円ですが、お会計は4614円でした。
消費税の関係でしょうかね。
ちなみに関西ではヒレ肉をヘレ肉と発音します。
調理前に揚げる前のヒレ肉(キッチンスケールに乗っていて550gくらいありました)を見せてくれて心の準備は出来ていたのですが、出来上がった料理は想像を超えていました...。
ヒレカツなのにとうもろこしみたいなサイズと言うか、小さめの大根くらいあると言うか。
全長が長過ぎてお皿に乗り切らないのか3切れほど中抜きされていましたが、この3切れで普通に1人前くらいありそう。
ヒレ肉の中心部はほんのりピンク色という熟練の業が光る完璧な揚げ加減。
画像からでも滴る肉汁が確認できますね。
まずは何も付けずにヒレカツその物を堪能しましたが、この分厚さなのにスッと歯が入る柔らかさに驚かされました。
何と言うか厚揚げのような食感というか。
最近は低温調理された分厚くて柔らかいトンカツが流行っていて私も好きなのですが、もはやトンカツというより別料理のようなイメージを持っていました。
ですがこのヒレカツは柔らかさの中にも肉の存在感は残されており、小細工無しの素材勝負というお店側のこだわりが伝わって来ます。
画像からは分かりにくいですが、卓上の岩塩も試してみます。
普段は肉を塩で頂くような人間では無いのですが、このヒレカツは本能的に塩で頂いてみたいと感じました。
ヒレカツなので純粋に肉の旨味を楽しめ、塩がその肉の旨味や甘味を更に引き出しているかのようで、これはこの値段を払うだけの価値はあるわ...。
もちろん自家製ソースとの相性も抜群。
ご飯と一緒に頂くなら、やっぱりソースかな。
いつもはガツガツとがっついてしまうのですが、これは時間をかけて食べなきゃ勿体ない。
という訳で1切1切しっかりと味わって頂き、25分ほどで美味しく完食。
ご馳走様でした
出来上がった料理を見た時は軽く引いてしまいましたが、美味し過ぎて体感ではすぐに無くなってしまったような印象。
次はやっぱり百匁とんかつ定食かな。