今日は、手術後初の再診
昨日のブログでもお伝えしていましたが、
まだ裏声みたいな声しか出なくて、
もしかして失敗したんじゃないかな？とか、
傷の治り方が人より遅くて、
まだ全然治ってなかったんじゃないか？とか、
いつ歌えるようになるのか？とか、
不安がたくさんだったので、
今日は本当にドキドキでした
もしかしたら歌を歌う以外の人生を考えなくてはいけないかな？とまで、
覚悟をして、病院に行きました。。
診察室に呼ばれて、
先生に「どうですか？声の調子は？」と聞かれ、
私「あの、こんな声しかまだ出ないんですけど…。」
と伝えたら、
いきなり爆笑する先生
やっぱり変な声なんだと思い、
私「もしかして失敗ですか？」と聞いたら、
笑いながら先生は「そんな訳ないよ。」と。
どういうことなのか、
説明をちゃんとしてくれました
声帯が綺麗になったことで、
本来の声に戻ったんだけど、
声帯の震わせ方が分からなくて、
高い声しか出せなくなってしまったようなのです
自分のせいでした
声帯も診てもらい、
まだかさぶたが出来ている状態ですが、
治り方も普通だし、
来週からは歌えるようになるでしょう。ということで、
とりあえず、
心配は全部取り除かれました( ；∀；)
とはいえ、
裏声のような声は、
日常生活に支障をきたすくらい変な声なので、
(先生が爆笑するくらい笑)
なんとかしなければですね。ということで、
人生初の、
「低い声を出す訓練」をしました(@_@)
女性アーティストは、
元々声が高い人は低いキーを出せるように訓練をする方も結構多いのですが、
私は3歳の時に風邪で喉を潰してから、
周りの誰よりも低い声に悩んできたくらい、地声が低かったので、
ボイトレでも、
低い音を出す練習なんて全くしたことが無かったんです(･_･;
手術前に声の検査をした時に、
掠れ具合を機械が円グラフにしてくれる物を見せてもらったのですが、
だいたいの人は、
普通にグラフの中に収まり、ちょっと
はみ出るくらいらしいのですが、
私のは紙に収まりきらない程の掠れ具合だったので、
普通は10センチくらいの円グラフが、
10円玉くらいになってしまっていました
こんな掠れ具合で良く歌っていましたね。と、測ってくれた看護婦さんに言われるくらい、
私の結節は大きくて深刻なものだったのですが、
結節があっても歌えていたのは、
高い音を出す練習をしてきたからだったんだと思います
3歳から今までずっと、
普通の人より高い声を出そうとして、
発声をし続けていたので、
声帯が綺麗になって、
今までの発声方法で声を出したら、
ものすごい高い声になってしまったということなんだろうなぁと…
ということなんだろうなぁと…普通はこんな高い声しか出ないことは無いみたいで、
先生も笑っちゃったみたいなんですが、
元々の岡田さんは、
高くて綺麗な声だったんだね。と言われました
ずっと今まで、
初めての人に会うと「風邪？声大丈夫？」と聞かれ続けてきた人生だったので、
高くて綺麗な声なんて、
生まれて初めて言われて、
すごく不思議な気持ちになりました…
とはいえ、
訓練していけば、ちゃんと低い声も出せるようになりますよとのことだったので、
それもひと安心…
そんな訳で、
低い声の出し方を教えていただき、
ピアノを使って30分程先生と練習をしました
今まで通りとはいかないけど、
ハミングで笑われないくらいの女性の声が少しずつ出るようになったよ
とはいえ、
声にすると中々出ない音があったりしたので、
まだまだ訓練は必要そうです
クロちゃんみたいですよね？と先生に言ったら、
確かに笑、と言われたので、
やっぱりクロちゃんみたいなようです(^^;)
無理は禁物ですが、
ここからは1日、
2〜3時間は話していいようなので、
出来るだけ低い声で話す練習をしていきたいと思います
低い声を出す訓練をする日が来るなんて、
本当に不思議
新しい人生のスタートだと思って、
頑張ります
