皆さんは「車椅子」に乗ってる人が
“ どうして乗っているのか ”
考えたことはありますか
私は、外出時 に …
背もたれが倒れるタイプ の
リクライニング式 の
車椅子 に乗っています。
でも … 立てるし、歩けます。
私が立ったり歩いたりする場面を見た人は
とても驚かれると思いますし、
「 偽って、車椅子に
乗っているのでは?」
… と思う人もいると思います。
実際に、立った場面 を見た人で
私を “ジーッ” と見続けていた人も。
きっと、不思議に思ったのでしょう。
お気持ちも分かります …
ある意味 “クララが立った!”
そんな瞬間 ですから。笑
そして、車椅子に乗っていると …
「脚、どうされたんですか?」
と聞かれることがよくあります。
( 医師にも聞かれたことがあります。)
それは、別に悪いことでもないし
気になるから聞かれたことなので
私は 普通にお答えします。
私を “ジーッ” と見た人も、
脚への質問 をされた人も
実は、自然と 潜在意識の中 に …
車椅子に乗っている人
‖
脚が不自由
… という意識があるのです。
もちろん、脚が不自由 で
使われる方も多くみえます。
ですが、それ以外の理由 で
使っている方もいるのです。
私の場合は …
「脳脊髄液減少症」という病気で
脳脊髄液が大量に漏れていて
脳が沈むため、頭を上げていると
体調が悪くなり ひどいと失神します。
そのため …
なるべく 頭を上げず に、
いつでも 横になれる よう
リクライニング式の
車椅子を使用しています。
車椅子があることで、
私の世界は広がりました。
これまでかけられた言葉や視線、
私は特に気にしてはいませんが…
私が 車椅子を使う ことに、
肩身が狭く 感じていることも確か。
車椅子は、当たり前ですが
“必要としている人”が使用しています。
車椅子ユーザーの皆さんが、
堂々と 車椅子を使えるような
社会になって欲しいと思います。
ぜひ、この記事を読んでくださった
皆さんは “色々な理由” で
車椅子を使用する人がいることを
頭の片隅 に置いて
いただけましたら幸いです。
岐阜ご当地タレント・モデル
塚本 明里