先週は、関西の台風、北海道での大地震と、大きな災害が起こってしまった週となりました。


被災地域にお住まいの皆様、大丈夫でしょうか。


インフラの断絶や家屋の被害等で大変な思いをされた方、今もされている方、どうかお気持ちを強く持ってください。僕達の気持ちは共にあります。


そして、不幸にもお亡くなりになられてしまった方々のご冥福をお祈り致します。



そして、


そんな大変な状況の中、西郷どん第34話『将軍慶喜』を観てくださった方々、ありがとうございました。


前回と打って変わってぐっと政治的な回になりました。


ついに斉彬公の「戦はするな」との遺志に背を向け、武力での討幕を決意した吉之助。


果たして吉と出るか凶と出るか。いよいよ、誰が正しく誰が間違っているか分からない幕末の最終期に入ってまいりました。


実は、僕は家系が高知に縁があるということで、昔から軽い竜馬ファンでして。


知らず知らずのうちに竜馬の目線から幕末史を見る癖があったのですが、今回の薩摩藩の目線から見た大政奉還は新鮮でした。


竜馬の人生においてはクライマックスである大政奉還も、吉之助らにとっては、ただの徳川の詭弁。


立場の違いから、すれ違っていく吉之助と竜馬。


来週は、いよいよ近江屋でのあの事件も描かれます。


是非、観てください。



ところで、前回からイギリス人のアーネスト・サトウさんが登場しましたね。


この「サトウ」さん、僕はてっきり日本に来てから日本風の名字に改名したのかと思っていたんですが、何と本名なんだそうです。


スラヴ系のお名前で、Ernest "Satow"と書くそうな。 


当時の日本人からすると、さぞかし覚えやすく親しみが湧いたでしょうね。ちなみに、もちろん日本名としても「佐藤」を名乗っておりまして、「佐藤愛之助」というそうです。これもまた、素敵な憎めないお名前ですね。


愛之助さんは日本が大好きになり、合計25年間も日本に住み、日本の女性との間に三人のお子さんももうけたそうですよ。



次回の西郷どんは『戦の鬼』


見逃せない回になっております。


歴史が決定的に動きます。


吉之助も、ある出来事から鬼モードへ。


国を変えると決めた者の、覚悟と成長。


それにより捨てざるを得ないもの。


そして何より、来週は竜馬とお龍さんが素敵です。


お楽しみに。


それでは、チェスト!