一部の方々から絶大なる人気を集めつつあるウチの母（笑）
自分のことを「貧乏人」とバカにした元姑に母が言い放った衝撃の一言
そんな母の面白エピソードです。
これは私が20歳の頃のお話。
「ただいま～」っと玄関を開けたら
見たこともないような般若顔で仁王立ちしている母。
「どしたの？」と聞くと
「いいからちょっとこっち来なさい・・・」
玄関からリビングに行く間、私の頭の中は
「ええっとぉ・・・アタシ何かしたっけ？？
」
」「そんな激怒される様なことは何もしてないと思うんだけど」とフル回転。
」とフル回転。1秒でも早く「あ、あのことか！」と気づいた方が上手い言い訳を言うことが出来るからです。笑
でもどう考えても母の顔を般若にするようなことをした覚えが全くありません。
もう仕方がないので大人しくリビングのソファーに腰を下ろすと・・・
私を真っ直ぐに見つめプルプルと震えている母。
そしていきなりこう切り出したんです。
あなたは昔から変わった子供だったし、
大きくなってからはヤンチャな事ばっかりするようになったけど、
でも私はあなたの事を「モラルも常識もある子」
「決して自分を見失わない子」だと思ってたの。
だからどんな事があってもあなたの事を信じてたのよ。
それなのに、それなのに・・・
まさかあなたがこんなおバカさんだったなんて！！
突然そんな事言われたって私にしたらワケわかめです。
「は？何の話？」と言ったとたん、
これよっっ！！！！
と、私に見せたのがコレ。
母、号泣です。
そして・・・・
あなたが机の中に隠していたのを見つけたのよ！
まさか、まさか、
覚せい剤なんかに手を染めていたなんて！
でも今ならまだ間に合うわ！
一緒に行ってあげるから警察に自首して！
「ちょ、ちょっと待って(笑)あのさ・・・」
私警察に行ったら一生懸命言うわ！
親としてちゃんと躾て育てたのに勝手にこんな女になりました、って！
「ええっ！？そこは“親の躾が悪かったんです”じゃないのかよ！」と思いつつも、ハヒハヒと号泣している母に言いました。
ちょっと落ち着いて！
あのね、コレ覚せい剤じゃないから！
カオリンだから！
それを聞いて目が点になる母。
「カオリン？・・・」
「そう！カオリン！パック用のホワイトクレイ！」
※これは私が現在持っている物です。
本当はこの1/3ぐらいのサイズで「ホワイトカオリン」という表記もありませんでした。
この当時まだまだ入手困難だったホワイトカオリンをやっと手に入れることができたので、机の中に大切にしまっておいたんですが、
それをたまたま見つけてしまった母は「白い粉＝覚せい剤」としか思えず、「何てことを・・・」と腰を抜かしてしまったんだそうです。笑
「ってゆ～かさ～、もしこれが本当に覚せい剤だったら一体いくらするんだ、って話よね？」とダメ押しすると、
「あ、そっか～
」
」だって。
でもその後の一言に撃沈した私。
だけどあなただったらイタリアのマフィアとかと繋がってても全然不思議じゃないじゃない？
十分不思議ですよ！
お母たま！！
ちなみに・・・・
「どうして人の引き出し勝手に開けたのよ
」と聞いてみたら
」と聞いてみたらそれがね、あなたの机から物凄い妖気を感じたのよ！
だから何が潜んでいるんだろうってドキドキしちゃったの
それで思わず見ちゃったのよ～～
だそうです。
ウチの母はちょっと変わった能力があるので
「やった・・・やっと手に入れた・・・誰にも渡さへんでっ！
」
」というカオリンに込められた私の強い念を感じとったのかもしれません。笑
正しくは「ウチの母は」じゃなくて「ウチの家族は」かな？笑
