こんばんは、みにーですニコニコ






前回の続きです。





郵便局の追跡サービスを利用して、発送した翌日にはリカの手元に通告書が届いたことが分かっていました。



その日からモヤモヤとソワソワの、なんだか落ち着かない日々が始まりました。



いつ返事来るんだろう。



ちゃんと返事来るのかな。



きちんと支払われるのかな。



弁護士通して来たりするかな。



なんて言ってくるんだろう…。



毎日そんなことを考えていました。



郵便屋さんが来る度に、ドキドキしながらポストを覗きに行くけど、待てども待てども返事は来ない。






通告書に提示した期限まであと3日。もしも期限までに返事が来なかったら、どういう手段を取ろう。



通告書には法的措置を取る、と記載しましたが、正直当時の私にはそんな気力はありませんでした。
慰謝料を支払わせることはとても大切なことだけど、これから弁護士を探して相談して…なんて、金銭的にも難しい。




ずっと相談にのってもらっていた幼馴染の職場の先輩のお父様で弁護士をされている方がいる、ということで、幼馴染が先輩に少し相談してくれました。



弁護士を通すと、あくまでも相手の生活を壊すわけにはいかないため、支払い能力を考慮し、その上で取れる金額が決まる。
リカにも元夫にも貯金は無く、支払い能力も低いと考えられるため、あまり金額は取れないと思う。


また、慰謝料とは基本的に当事者の両親には払う義務がないため、弁護士を通した上で、お金がないなら両親に借りてでも払え、ということは出来ない。


とのことでした。



また弁護士を立てれば、当たり前に着手金や成功報酬が生じます。



そしたら手元に残るお金はいくらになるのか…。



そういったこともあり、まずは弁護士を立てることはせず、慰謝料請求を行いました。






とりあえず返事が来なかったら、リカの働く店舗に電話して、直接リカと話そう。そう決めました。







期限まであと2日となった日。




郵便屋さんが来たのをなんとなく窓から見ていたら「あ、きた」という予感がしました。




ポストを見に行くと、予感は的中。リカからの返事が届きました。







拍子抜けするほどしっかりとした文章で、元夫よりも遥かにきちんとした反省と誠実さが見えました。
(ネットで検索して真似て書いたのだろうし、不倫する人に誠実さなんてもともと無いと思いますが。)




不倫の事実を全面的に認めている。
しっかりとした謝罪。
罪を償わせてほしい。
慰謝料は払う。
でも資金がない。
分割にしてほしい。
最後に
返事が遅くなったことへの謝罪。

と言った内容でした。



きっと心からの謝罪ではないかもしれないけど、潔すぎるほどに罪を認め、謝罪の言葉がありました。