「なんで私ばっかり…」

「なんで私ばっかり…」

「二人の子供のはずなのに…」



子供は可愛いです。

外でパパがしっかり働いてくれないと

家庭が回らないのも

よく理解してます。



でも、娘の相手をしてヘトヘトになっているとき、

あるいは、息子の授乳なんかで夜中に起きたとき、

極限状態になった私の頭に

「なんで私ばっかり…」

という言葉が浮かんできたことは

正直に言うと、一度や二度ではありません。

最近話題のワンオペ育児という言葉にも

つながることかもしれません。

責めるべきは夫ではないとわかっているし、

夫を責めたところでどうにもならないこともわかっているのに、

つい誰かを責めたくなるこの辛さは、

なかなか誰にも言えない

もんもんとしたものがありました。



でも、最近になって

「なんで私ばっかり…」


「…」のあとに続く言葉が

ようやく私の中で判明しました。



「なんで私ばっかり、寝られないんだ!」




ここにたどり着くまでに、

これまで夫は何度も、

私の負担を軽減できるように、

試行錯誤してくれました。

料理にチャレンジもしました。

掃除を毎日してくれたときもあり、シンクや窓など我が家はピッカピカになりました。

「それでも妻は辛そうだ。

何が辛いんだ?」

夫がそう考えたとき、

私がいつも

「今日は●時間しか寝ていない」

「息子と昼寝しようと思ったら、今日に限って寝ない」

など、睡眠に関する愚痴が多いとわかったんだそうです。

それである日

「明日は俺休みだから、萌は俺の部屋で寝な」

と言ってくれ、私は一人で寝ました。

子供達と一緒に寝れば、息子の授乳という大仕事があります。

それでも引き受けてくれました。

思わず私は心躍る気分でした。

「今日は夜中に授乳で起きなくていい!」

「早朝に娘に理不尽に起こされることもない!」

「なんて、ハッピー!」



実は夫に一番して欲しかったことは

私をゆっくり寝かせてくれること。

自分の好きな時間に寝て起きる…

この数年、それが一番したかったんだ!

という結論にようやく辿り着いたのです。




結果その日は

息子の夜中の授乳やオムツ変え、

朝目覚めた娘の相手、

全部パパがやってくれました。

その日から

「なんで私ばっかり…」という思いが

どこかへ消えました。




私、単純に寝たかったんだ。

誰にも邪魔されずに。

それが例えば月に1回できるだけでも

全然違うんだ。

「寝たい」って気持ちを

理解してもらえるのは

こんなにも嬉しいことなんだ。

そう思ったのです。





ちなみに、娘が小さい頃、

同室で寝ていたパパは

娘がいくら泣いても、

グースカグースカと安眠していて

一度も目覚めることはなかったので、

今回も息子の夜中の授乳を心配していたのですが、

心配はなんのその。

息子が泣いたらスッと起きて、ミルクを作りに行っていたようでした。

責任感の違いなのかもしれませんね(^^;)




もし、

「ワンオペ育児で毎日辛いわー」

と私のように思っている方は、

「思う存分今日は寝させて!」

と旦那さんに勇気を出して言ってみては

どうでしょうか?

理解してもらえなかったら

このブログを見せて中田のトライ&エラーを

ぜひ伝えてください。

(現在、中田の料理、ピカピカ掃除は中断中w)

それから、旦那さん。

「月に1回、奥さんを一人で思う存分寝かせてあげる」

という日をぜひ作ってあげてください!

なかなか「寝たい」気持ちって

理解されなくって辛いんです。

でも、毎日どれだけ寝れてないか、

誰かに起こされて消化不良の睡眠がどれほど辛いか、

思いを共有するだけで奥さんの気持ちが

ふんわり軽くなるはず!です。

俺は寝れなくて仕事に響くんじゃないか?という心配も

休みの前の日に実践し

朝奥さんとバトンタッチしたあとは

旦那さんが思う存分ゆっくり寝れば、

解決です。




「ぐっすり眠って夫婦円満。」

どこかに貼り出したい気分です。

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